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2021.06.16
Detail daily life of the architect
オノコム
アノイとアルヴァ 二人のアアルト フィンランドー建築・デザインの神話 展のご紹介
6月20日まで世田谷美術館でアノイとアルヴァ 二人のアアルト フィンランドー建築・デザインの神話が展示されています。
今はなかな移動できませんが、4月の中旬に見に行ってきました。内部の写真はご紹介できませんが、外部の景色をご紹介し、
アアルトの妻、アノイの活動の一部をご紹介します。
今はなかな移動できませんが、4月の中旬に見に行ってきました。内部の写真はご紹介できませんが、外部の景色をご紹介し、
アアルトの妻、アノイの活動の一部をご紹介します。
アアルトの妻アノイは、社会に貢献することを強く意識し、児童福祉施設である「子どもの家」のインテリアデザインに
熱心に取り組んでいた。子どもの発達段階に応じて、その自発的な学習意欲を引き出そうとするモンテッソーリ教育法
(医師であり教育家であったマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法)に関心の高かったアノイは、子どもの
行動特性をきめ細やかにくみ取り、子どもが自然に親しみながら個性を伸ばすことができる、適切な環境を備えた空間を
つくり出した。そこには、教育、建築、家具、植栽、景観に対する自信の関心が活かされている。(展覧会より)
展覧会ではアアルトハウスの紹介もあった。アアルトハウスの1/50の模型や、水彩によるスケッチもあり、アアルト
ハウスの魅力あふれる展示となっていた。
1936年に完成したアアルトハウスは、シンプルな自然の素材を用いて、モダニズム
建築の形式的な特徴をより柔らかな形で表現している。アルヴァは、アノイの死後も1976年にこの世を去るまでこの
家に暮らし、その後も家族によって長く使われ続けた。現在は「建物保護法」により保護を受け、アルヴァ・アアルト
財団が所有し、記念は一般に公開されている。(展覧会より)