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2025.07.13
Detail daily life of the architect
KAZUNORI MUKAI
「陽とかたらう家」息子家族の家
今年の3月末から息子家族の家「陽とかたらう家」の工事が始まっています。
建築とは関係のない仕事をしている息子は、独学で勉強して「高気密高断熱」の施工がしっかりできる工務店を探してきました。
デザインしか勉強してこなかった私には初めてのことも多く、技術的に自分も勉強してしている状態です。
基礎断熱や室内側の気密シート張りなどの緻密な納まりをはじめ、
気密性の高い木製大型引戸「アイランドプロファイル」のへーべシーベ引込み戸
同じく気密性の高い玄関戸「ユダ木工」の木製引き戸
床下空間をチャンバーにした24時間全熱交換型換気システム「マーベックス」の澄家sumika
外装には、シラスの外装材「白洲そとん壁」かき落とし仕上げ
内装には、プラネットウォール(ドイツ本漆喰)「マーブルフィール・フェザーフィール」コテ仕上げ・塗装仕上げ
床材は、オスモ&エーデルが最近販売し始めた「セイナンバーチ材・シルキー塗装」の品の良フローリング
キッチンもステンレス・ホットバイブレーション仕上げのカウンタートップを使ったオーダー品(インターテック制作)
そして屋根には、太陽光発電も設置します。
こんなハイスペックな仕様でデザインにもこだわりを持ち、空間性はもちろん詳細な納まり「ディテール」まで手を抜きません。
息子がこんなクライアントになるとは夢にも思いませんでした。
初心になった気落ちで日々頑張っています。
そんな息子やお嫁さん、孫のためと思うと力が入ります。
この歳で、こんな気持ちで打ち込めるとは、、、
自分の設計した家が、こどもたちに残していける「幸せな仕事」です。
2025.7.13 向井一規建築設計工房