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2019.05.10
Detail daily life of the architect
Rutsu Tanimura
窓辺の景色
設計において窓は非常に大きなポイントであるが 何も考えず 掃出し窓を付けることが多い
我が家にも掃出し窓はあるが、何年か前の連休中に 池を作った。 犬がいなくなって、メダカでも飼おうかと、
最近はあまり手入れをしていないが、 よく言えば自然のヴィオトープ 状態 で 水草の花を楽しんでいる。
道具小屋と薪小屋に囲まれ ちょっとした 中庭になった。
本来の日本の家は 庭の路面をみることが 重要だった そのためには 手入れが不可欠である。
かつては、四季折々の草花や、苔、石をめでる などの楽しみ方があったと思われる。
10年以上前に設計した住宅を今回大幅にリニューアルした。
広い庭に面して 大きな掃出し窓があったが、 近所の家や目線などが気になり、 あまり楽しめていないので
今回思い切って少し増築し、全部腰窓にした。 庭への出入りは横の開ドア、風の取り込みも 反対側の
小さな開き窓にした
カーテンも最新の調光ブラインドにして、上部の余分なところを画した
低い腰のピクチャーウインドウの効果抜群! 以前よりも庭が近くに感じられ、かえって広くなった。