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2021.10.11
Detail daily life of the architect
オノコム
「モダン建築の京都」展来訪
先日、京都に行く機会があり、京都市京セラ美術館で開催されている「モダン建築の京都」を見に行ってきました。明治時代、東京への遷都を機に衰退した京都がその後復興し、教育や先端技術、文化、観光などを象徴するように名建築が生まれました。今回京都市京セラ美術館では、開館1周年を記念して京都市内のモダン建築を紹介しています。日程は、9月25日から12月26日です。はじめに、この会館についてご紹介します。1928(昭和3)年に、京都御所で挙行された昭和天皇即位の大礼を記念する事業として、京都市長が美術館の建設を呼びかけました。1930(昭和5)年に設計コンペが行われ、前田健二郎の案が採用となりました。全体には、洋風建築でありながら、正面の千鳥破風、飾り金具などに和風の意匠を取り入れています。2019(令和元)年に青木淳・西澤徹夫設計共同体によりリニューアルされました。もう少しゆっくり建物を見学してくればよかったのですが、展示を見る時間しかなく、建物巡りは次回となりました。ぜひ、次回は、ゆっくり見学したいと思っております。