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2017.01.29
Detail daily life of the architect
KAZUNORI MUKAI
家づくりの勉強・高畑の家 mki-archi
昨年、「岳見の家」と「平出の家」を見学していただいた方に、今日は「高畑の家」を見学してもらいました。
岐阜の金華山の北側で長良川近くに土地を購入されていて、この山を望む家をつくりたいという構想をもっておられます。
高畑の家は、10年ほど前に竣工した3層吹抜けの住宅です。ご夫婦で先生(教員)をされています。
10年前に小学生だった3人お子さんが、大学生・高校生に成長されました。
そして、今回の岐阜のご夫婦も先生をされています。お子さんは、これから小学生という時期です。
高畑のご夫婦に、子育てと家の関係を語っていただきたいと思い見学をしてもらいました。
家の環境は、人をつくると思います。特にお子さんには未来への人間形成につながると考えています。
設計段階の打合せの様子や実生活での体験談など・・・たくさんお話ししていただきました。
岐阜のご夫婦もぼんやりとしていた家づくりに部分部分でのイメージが湧いて来られたようです。
器としての住宅は、家族の人と人とのつながり、人と自然(光・風・緑)とのつながりを、
敷地いっぱい使っての環境づくりです。
十人十色・・・それぞれの個性を活かした家づくりの参考にしてもらえたと思います。
高畑のご家族には、大変お世話になりました。
長時間にわたり、隅々までの見学・案内をしていただきました。
最後に奥さんから、こんな言葉をいただきました。
「竣工後も他の家を見せてもらったけど、やっぱり自分の家が良い。」
ご家族にあった個性を活かしたオーダーメイドの家づくりは、
ひとりひとりの顔を見ながらの家づくりが大切だと思います。
いつも温かく迎えていただき、ありがとうございます。
みなさん、お疲れ様でした。
2017.1.29
向井一規