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2018.03.17
Detail daily life of the architect
KAZUNORI MUKAI
敷地の力 ・ 青海の家
建築には 敷地の力 が大きいと思います。
特に住宅設計には、大切な条件になると思います。
周辺環境を生かすと室内の居心地も良くなります。
住風景をデザインしつつ、ランドスケープを造りだす面白さがあります。
もうすぐ竣工する「青海の家」(常滑市)は敷地探しに7年もかかり、
ようやく希望のかなう 海を望める敷地 が見つかりました。
私は最後の1年を一緒に探すことができ、探しながらプランへのアドバイスをさせてもらいました。
そのプロセスがあって、この敷地を見つけたときは直ぐにお気に入りのプランを提案することができました。
この敷地は、伊勢湾の向こう三重県の鈴鹿山脈も見渡せる小高い山の上にあります。
そしておまけにお城の公園と桜までついてきました。
こんな素晴らしい敷地に出会えたこと。そこで設計をさせてもらえることに感謝です。
クライアントさんには、「室内にいるのに外の環境を肌で感じられる」と言われました。
この豊かさが日々の営みの中で日常となる しあわせのパン(原田知世・大泉洋主演の映画)のようになってほしいと思います。
ご家族お気に入りの風景が現実となります。
詳細は 青海の家 のブログをご覧ください。
2018.3.17
向井一規 / 向井一規建築設計工房