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2018.04.17
Detail daily life of the architect
Shigeru Tanimura
庭の物置
昨年末、急に思い立ち、庭に大工道具や庭園関連道具の倉庫を作ることにした。
既製品の物置では味気ないし、インターネットで木製キットを調べるとかなり高価。しょうがない、自分で作ろう!
という訳で、図面を引き材料の拾い出しをして伊藤建築工房に材料の発注をした。3m、4mの角材と杉板をデッキに
並べるとかなりの量。
実際に施工すると我々建築家は実践がなかなか無く、普段は職人の技に依存しているのが非常に実感することとなる。
大工さんの使う工具と我々日曜大工が使う工具も違うが、木材を直角に切るのは結構難しい。その結果、材と材を
組み合わせたとき、少しづつ隙間ができて直角が出なくなってしまう。コーナー処理の難しさを下の写真で見てほしい。
さて、途中経過は順調に進んでフレームを組み立てていった。
問題は最初からなんとなく気づいていたが、途中でやはり、と気づく羽目になった。その重量で、表面の杉板をすべて貼ると
どうやって組み立て場所のデッキから移動して庭の隅に据え付けるかである。